6.銀行口座の開設

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銀行口座の開設

日本の銀行は、おおまかに以下の4種類に区分されます。

分類 具体例 特徴
メガバンク ・三菱UFJフィナンシャルグループ
・みずほフィナンシャルグループ
・三井住友フィナンシャルグループ
・営業範囲が全国
・資金政策の相談や顧客紹介などの手厚いサービス
・顧客層は上場企業や大企業が中心
地方銀行 ・群馬銀行
・足利銀行
・横浜銀行 など
・特定の地方に限定した営業
・親身で密接したサービス
・顧客層は中小企業が中心
信託銀行 ・オリックス銀行
・SMBC信託銀行
・野村信託銀行 など
・通常の銀行業務にプラスして財産管理や運用も行う
・一般的なビジネスよりも企業の資金調達や運用がメイン
ネット銀行 ・ソニーバンク
・楽天銀行
・PAYPAY銀行 など
・実店舗を持たないネット上の銀行
・銀行以外の大企業が多数参入
・圧倒的な低コストとスピード
・顧客層は個人事業主や小企業など

銀行の分類に応じてメリット・デメリットもそれぞれ異なります。日本での自社のビジネスに的した銀行を選び、口座の開設を申しこむことになります。

ただし、現状ではマネーロンダリング等の影響で、外国会社が日本の銀行に口座を開設することは非常に難しくなりつつあります。 提出資料等は、登記事項証明書、身分証明書(在留カード)、印鑑証明書、会社案内、取引先リストなどですが、これに加えて企業の実質的支配者や ビジネスモデルについて詳しくヒアリングが行われます。

最終的に口座開設を認めるかどうかは銀行独自の審査によるので、数社に申し込みをして許可がもらえた銀行で取引を開始するのが一般的となっています。


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