おっしゃるとおり、日本ではサインよりもハンコの方が意思表示の証拠として広く使われており、偽造を防止するために印鑑登録の制度があります。荷物の受け取りなど、日常生活で使用するハンコは何も登録されていないハンコを用いていますが、個人で住宅ローンを組むとか、法人が重要な契約を行う場合などには、印鑑登録された特別なハンコを使用することになります。
個人の印鑑登録はお住まいの市区町村で行われ、法人の代表印の登録は会社の所在地を管轄する法務局で行います。法人としてオフィスを借りる際や銀行で融資を受ける際などは印鑑登録された代表者のハンコと印鑑証明書（ハンコの陰影がプリントされた役所が発行した証明書）がセットで求められます。
重要な契約を締結する際には必須となるので、日本でのビジネスがスタートしたら早めに作成した方が良いでしょう。
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