従業員の保険手続
1.日本の保険制度
日本の公的保険制度は以下のようになっています。
保険制度
| 保険名 |
保険の内容 |
労働保険 | (1)雇用保険 | ・従業員が失業した際の生活保障や再就職を支援するための保険 ・原則として1人でも従業員を雇用した場合には加入 ・保険料は、給与の約1.5% ・月額20万円の賃金の場合 保険料約3000円程度(従業員負担1200円、雇用企業負担1800円) |
(2)労働者災害補償保険 | ・従業員が業務災害や通勤災害にあった場合の保険 ・社長などの会社役員は原則として労災保険の対象外 ・原則として1人でも従業員を雇用した場合には加入 ・保険料は、給与の約0.3% ・月額20万円の賃金の場合 保険料約600円程度(雇用企業全額負担) |
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社会保険 | (3)健康保険 | ・健康保険…病気やケガをした場合の保険 ・厚生年金保険…老齢、障害、遺族の3つの年金を受給するための保険 ・株式会社などの法人はすべて加入 ・保険料は給与の約26% ・月額20万円の賃金の場合 保険料約52,000円程度 (従業員・雇用企業が約26000円/月折半負担) |
(4)厚生年金保険 |
保険手続きのポイント
- 従業員を雇用した際の公的保険への加入は、法人に課せられた義務となっています。
- すべての保険料は、給与額の約28%となります。(従業員負担:約13%、雇用企業負担:約15%)
- 一部の企業では社会保険への加入を行わない例も見られますが、法令違反となります。
- 入国管理局が、ビザ申請の際に雇用企業の社会保険加入の有無を確認する事例がみられます。
- 公的保険への非加入は、労使トラブルに発展する可能性があります。
2. ACROSEEDの保険手続きサポート業務
1. サービスの概要
日本で従業員を雇用した場合の健康保険・社会保険等の加入、変更手続きを代行します。
2. お見積り・お問い合わせ
お客様のご要望を詳細にお伺いした上で、ご提案書を提出させて頂きます。お気軽にお問合せください。
TEL:03-6905-6370(代表) FAX:03-5276-3233 メールでのお問い合わせ:メールフォームへ |